Nonaメンテ(ライフジャケットの選択)

Nonaに常備し、普段皆で使っているライフジャケットの点検を終えた(http://nonasailing.at.webry.info/201604/article_8.html)。12年が経過しているので、スプーラーの交換をして使い続けるか、新たに買うかと2人の仲間に聞いたら更新するという。そこで何がお薦めかということで、少し調べてみた結果をまとめてみた。
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ライフジャケットの選択

1. 定期点検と部品交換をきらうなら固定式
利点:ほぼメンテナンス不要。クッション性があり、寒い時はいくらか防寒になる。値段も膨張式よりは安い。
欠点:浮力は膨張式よりも小さく、夏暑いし、いくらか窮屈。

Balticのハーネス付きが定番か。三崎マリンの周囲の艇でも何艇か使っている。
http://www.seaplaza.jp/SHOP/64589.html
Nonaにも固定式でハーネス付きは古いのが2個あるが、ぶかぶかで邪魔になる。個人の予備用に買うなら候補。

2. 動きやすさ、浮力の大きさ、涼しさでは膨張式
利点:邪魔にならず動きやすい、夏のセーリングには快適、浮力は固定式より大きく荒れた海面では顔が出やすい。
欠点:定期点検が必要で、最低毎年1回の点検は必要。数年ごとにボンベ等の交換費用もかかる。

2-1 水分検知式か水圧検知式か
新たに買うならNonaに積んである水分検知式ではなく、水圧検知式がいいだろう。

1) 水分検知式:自動膨張装置(スプーラー)に水がかかると作動する。つまり、荒れた海況ではしぶきで動作してしまう可能性がある。それを避けるためにライフジャケットの上にジャケット等を着るのは、膨張を妨げ気室の破裂を招く恐れがあるので厳禁。ちなみにNonaでは陸上でデッキを洗っている時に干してあったライジャケの水をかけてしまい、作動したことが1回あるが、セーリング中の作動は経験していない。

2) 水圧検知式:しぶきがかかっても動作せず、水中に数10センチ没しないと作動しない。外洋セーリングではこちらがいいと思う。私のPlastimoもこのタイプ。ハーネス付きの自動膨張が欲しく2008年に購入した。

3. ハーネス付き
落ちたあと浮くというのは最悪の状態での保険。落ちないためには荒れたらセイフティー・ハーネスを使うのが必須。Nonaにはテザーが3本積んであるが、ライジャケを買うならテザーも一緒に更新か。理由は、Nonaに積んである3本のテザーは、ISAFの安全規定を満たさないシングルアクションだからだ。私のはダブルアクション、ダブルテザー(1.8mと0.9m)、胸元のフックのワンタッチリリースができるWest Marine製。
http://www.seaplaza.jp/SHOP/70227.html
ダブルアクションのシングルでもいいだろう。ダブルテザーは重いし、けっこう鬱陶しいので、おもにコックピットのとどまる限りはシングルでいい。
http://www.seaplaza.jp/SHOP/70799.html

4. 船検対応
輸入のライジャケは船検ではカウントされない。固定式が12個あるので船検はそれで受ければいいが、国産にこだわるなら、水圧検知式のハーネス付きもある。水圧検知膨張器はPlastimo等と同じものを使っている。
高階救命 水圧感知式膨脹式救命胴衣ハーネスリング付 BSJ-3500 定価35,200円 セール 28,160円
http://www.onze.co.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=2_233&products_id=4473

定価では輸入品の方が安いものもある。私の持っているPlastimoは現在4点あるが、容量以外の差はよく分からない。
Pilot 165N \28,000(股紐\2000)
Pilot 150N \29,000(股紐\2000)
EVO165 \29,000(股紐付き)
SL180 \33,000(股紐付き)
http://www.kazmarine.co.jp/product/category/products/safety

Spinlock、Crewsaver等もあり装着のし易さ、動き易さとか特長はあるようだが、着装した経験はないし、価格はさらに高い。

5. メンテナンス
理想を言えば毎年製造元あるいは輸入元に送って点検整備をしてもらうべきだろう。しかし、毎年の気室チェックは自分でできる。ただ、水圧対応式のボンベ交換は依頼することになる。Kazi Seaplazaとか小売店経由か、メーカー・輸入代理店に送るかする。私のPlastimoは輸入代理店カズ・マリンプロダクトは、車で行けば1時間かからないので、送料もかからないので持ち込んでいる。

6. その他(ISAF対応)
来年度から外洋特別規定カテゴリー3ではスプレーフードが必要になる。それが必要なレースに出る予定はないが。

ヨットレースにおけるJSAF/ISAF規定
JSAF/ISAF規定 5.01ライフジャケット
【各乗員のライフジャケットは以下条件を満足すること a) i ISO12402-3(Level 150) に適合するか同等品(EN396 または【JSAF特記有り】 UL1180 を含む)】と記載されてます。 また【 2012 年 1 月 1 日以降製造のライフジャケットは ISO 12402-3(Level 150)に適合し、さらに以下に適合していること、

・ISO 12402-8 かSOLAS LSA コード2.2.3 に従う非常用灯火
・ISO 12402-8 に適合したスプレーフード
・ISO 12401(ISO 1095)に適合した股紐か腿紐(固定装置)を備えISO 12401(ISO 1095)に適合したフルデッキセーフティーハーネス
・膨張式の場合は下記のいずれか (a) 自動、手動、口を使って膨らませられるか (b) 手動、口を使って膨らませられる。】と記載されています。

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